ナチュラルな度ありカラコンを選ぶ時に注意したい2つのポイント
最近は、日本人の顔にスッとなじむナチュラルなカラコンが人気で、ほとんどのカラコンメーカーがナチュラルタイプのカラコンを販売しています。
そんな中で、選択肢が豊富すぎるあまり、どれを選べばいいのかわからないという方も少なくありません。
こちらの記事ではナチュラルな度ありカラコンを選ぶために知っておきたい、重要な2つのポイントをご紹介します。
自分の裸眼の色を把握する
意外と見落とされがちなのが自分の裸眼の色です。
ナチュラルなカラコンとはブラウン・ブラックカラーのレンズのことを指しますが、実は日本人の裸眼の色は人によってかなり差があります。
黒目がちの方が明るいブラウンタイプのレンズを使用すると、カラコンをつけていることがひと目でわかるような、ナチュラルとは程遠い仕上がりになってしまう可能性があります。
茶目の方も同じで、ブラック系のカラーのものだと瞳にくっきりとパターンが浮かび上がってしまうことも。
また、茶目と一口に言っても、赤みを帯びたブラウンや色素の薄いブラウンなど、色の系統はさまざまです。
「思っていたのと違う」という事態を避けるために、自分の裸眼のカラーを把握しておきましょう。
室内や野外など色々なシーンで瞳の色をチェックするのがおすすめで、他の人から見てどんな色に見えるかというのも重要な意見になります。
ナチュラルタイプのカラコンは裸眼に近い色を選ぶことで、より雰囲気にフィットし、瞳の魅力を最大限に引き出してくれます。
度ありカラコンは含水率に注意
カラコンをあまり使ったことがない方には聞き馴染みのない「含水率」という言葉ですが、カラコンを選ぶ上ではとても大切なポイントです。
含水率とは、対象のソフトコンタクトレンズがどれくらいの水分を含んでいるのかを示す数値です。
一般的に、含水率が高いほど瞳の水分が蒸発しやすく、低含水率のほうが乾燥にも強いと言われています。
これは、高含水率のカラコンは水分を吸収する素材で作られているため、瞳の水分も吸収してしまうからです。
度ありのカラコンとなると、出かける前に装着してから一日中つけたままになることがほとんどです。
度なしであれば、瞳にトラブルが生じた時にすぐ外してしまうことが可能ですが、度ありだとその後の行動に支障をきたしてしまうため、なかなか外すことができません。
短時間であれば使いやすく、瞳をやさしく包んでくれる高含水レンズですが、度ありカラコンを長時間装着する予定の場合は低含水率のカラコンがおすすめです。